前回はこちら。
kmm295.hatenablog.com
今、私がファンクラブに入会しているのは
鬼束ちひろさん
THE SxPLAYさん
の二人です。
アーティストとして好きな事はもちろんですが、決め手はキャリア決済であることと月額300円という手軽さが大きいです。
スマホ代にちょっと上乗せするだけ、というのはかなりハードルが下がりました。
なお、fumikaさんのファンクラブの入会を考えましたが、何とも言えない入会し難さがあって結局入会しませんでした。
あくまで何となく…ですが。
Runeさんは…ファンクラブってありましたっけ?
私が探せていないだけなのでしょうか?
「月額300円+キャリア決済」ならfumikaさんやRuneさんのファンクラブに即入会すると思います。
やっぱり簡単で複数人のファンクラブに入会しやすいので、私のようなライトユーザーには最適です。
では、「月額300円+キャリア決済」が最適というのが私の結論ですが、そもそも会員が集まらない事には話になりません。
会員数を多くする=ファンの数を多くする=より多くの人に知ってもらう
それがまずは必要です。
そこでより多くの人に知ってもらう方法を考えなければいけません。
今回はそれを考えてみたいと思います。
勝手に考えてみた④
です。
まず、アーティストとして売れようとするならば、最初は個人で活動するのが良いと思っています。
自身が商品としての価値がある事が分かっていて、商品になる覚悟があるならば、大手事務所に所属する事を目指すのはアリだと思いますが、所属する労力に見合った価値があるかどうかはやってみないと分かりません。
自分のやりたい活動が出来るとは思わない方が良いです。
THE SxPLAYさんのメジャーを辞めた話からもそれは間違いなさそうです。
米津玄師さんのように圧倒的な実力を身に着けてからとか、Aimerさんのような唯一無二の声質を持っているならば大手所属はアリだと思いますが、そうではない場合は事務所を頼って売れようとするのは辞めた方が良い気がしています。
・アーティストとして売れるのは時代を切り開ける人
・誰かが教えてくれるやり方で売れる時代ではない
根拠はないですけどそう思います。
先日YouTuberのヒカキンさんをさんま御殿で見ました。
時代が変わった証拠だと思いました。
YouTubeというツールを使って人気が出てテレビに出演したのです。
テレビとYouTubeがどんどん肩を並べようとしています。
…むしろ自分の好きなことが出来るYouTubeの方が上なのかも知れませんけどね。
今はテレビに出演する為に「誰かに気に入られる」よりも、自らがYouTube等で発信した方がアーティストとしてはチャンスがあるような気がしています。
実際、「重鎮が居座ってチャンスが少ないテレビを見限りYouTubeを主戦場にしているお笑い芸人も増えてきている」という記事も見かけましたから。
そこでふと考えたのですが
YouTubeで話題になるアーティスト
は少ないような気がしています。
あるとすれば音楽系動画の再生回数〇〇回で話題というだけでしょう。
私が探し切れていないだけかもしれませんが、少なくとも探さなくても噂が聞えてくるレベルになっていないという事です。
音楽系アーティストのYouTubeチャンネルは多数あり、本格的にやっている人もいるのですが、ただ上げているだけの人もいてもったいない人も多いです。
もっと本腰を入れても良さそうなのですが、私の見た限りではありますけれどまだまだそのような傾向は低いように思えます。
なお、私はアカウントを二つ持っていて
・一つは音楽関連動画を一切再生しないアカウント
・一つは音楽関連動画のみを再生するアカウント
があります。
音楽関連動画を再生しないアカウントで「たまたまおすすめにアーティストの動画」が出てくることは少ないです。
「歌ってみた動画」
「カバー動画」
「ミュージックビデオ」
は音楽関連動画専用アカウントではよく見かけますが、音楽動画を一切再生しないアカウントにはなかなか流れてきません。
元々の音楽ファンには見つけやすいけど、非音楽ファンにはなかなか見つけてもらうのは難しいという事です。
なお、音楽ファンであったとしても似たような音楽系動画はよく見かけるので、そう簡単に再生してもらえることはないでしょう。
「出演番組の動画」
を載せている場合もありますが、ファンではない人がその存在を知る事が出来るのか、知ったとしても興味をもつのか、疑問です。
「ライブ動画」
「ライブ生配信」
これもアーティストのファンにはたまらない動画ではありますが、あくまでファンになったら、の話です。
ただ…これは昨年のRuneさんのYouTubeライブ生配信動画です。
やっぱり良いものである事は間違いありませんけどね。
Runeさんの「おとぎうた」…最近心奪われています…
話は戻りますが、音楽系アーティストの動画は「音楽に興味がある」事を前提としたファン層に向けた動画が多いというのが印象にあります。
音楽ファンならライブ動画やライブ生配信をもしかしたら見る可能性はありますけど、非音楽ファンが興味を持つとは思えません。
今ある音楽系アーティストの動画は
「元々の音楽ファンがもしかしたら見てくれるかも」
といった程度のものでしかなくて拡散されるのはなかなか難しいという印象です。
・非音楽ファンに興味を持ってもらえる動画
・若年層を音楽ファンにする動画
自身の音楽関連動画だけではなく、音楽から離れた動画が必要だと思っています。
…それがどういう動画なのかは何とも言えないところですけど、全く音楽と関係ないところから攻めるのもアリな気がしています。
例えば、個人的にゲーム実況動画は好きなので、そういうのと絡めていくのも面白いかも知れません。
例えば本田翼さんのゲーム実況チャンネルです。
本田翼さんにそんなに興味はなかったですけど、ゲーム実況ライブ配信は興味があります。
タイミングが合わない&アーカイブで見れないのが悲しいですけどね…
この人の動画に興味がある→実は音楽系アーティストでした。
そういうのも一つの方向だと思うのです。
そうは言っても本業は歌手なのですから、非音楽ファン層にアピールする動画もあった方が良いとは言え、音楽ファンにもアピールする動画はもちろん必要です。
音楽ファンの中には
音楽と映像の組み合わせの完成度が高いとその曲を聴きたくなる
そういう声もあります。
Perfumeが人気があるのがそういうファン層が一定数いる証拠なのだろうと思っています。
ミュージックビデオや歌ってみたorカバー動画があった方が良いのは間違いないですけれど、それだけで良いのか?今まで通りで良いのか?それは疑問に思った方が良いかも知れません。
せっかくの動画を上げるなら何かしらにこだわることも必要で、それが一つの差別化になるのではないでしょうか?
問題はどうこだわるのか…ですけれど。
リアルの映像なのかCG使うのか、いずれにしても自分なりの動画をUPするのは有効だと思うのです。
せっかく全世界に動画配信できるのですから、音楽ファンにだけ向意識を向けるのではなく、音楽ファンと非音楽ファンの両方に向けた動画を配信した方が有効だと思っています。
・音楽系動画は気合を入れて完成度を高め
・非音楽系の動画はゆる~くやる
そういうのも良いかもしれません。
いずれにしても
自力でファンを獲得する事が出来る時代
になりました。
それを活用しない手はありません。
そして多くのファンを獲得して大手事務所と対等な立場で契約するのが、今の時代のアーティストとしての「売れる」ではないでしょうか?
「オーディションで選ばれる」のは旧時代の方法で、それだから「一握りの人しか成功しない」のだろうという意識が変わらないのだと思っています。
それを崩す為のツールの一つとしてYouTubeはかなり有効だと思っています。
路上ライブなどの今までの活動も継続しつつ、自分に合う&オリジナリティがあるYouTubeの活用方法を模索してみてはいかがでしょうか?
そして話は最初に戻っていくのですけど、YouTubeから認知度を上げてファンを増やし、ファンクラブの会員数を増やし、安定した売り上げにつなげて活動資金にして、そしてさらなるチャレンジをする。
そうやって道を切り開くのがアーティストだとも思います。
⑤へ続きます。