2018年10月になってようやく聴けた歌手が1,000人を超えました。
データとして有効活用するならもっと詳細を調べれば良いのでしょうけど、それは気が向いたら気長にやる…一応そんな気持ちではいます。
ちなみに最近はペースが落ちていて1,026人以降はあまり進んでいません。
聴いていない訳ではないですが。
一応、今年中に2,000人を超えるつもりではいますけど…
1,000人以上も聴いていると気になる事が出てきました。
今回はその気になった事の一つを考えてみたいと思います。
「売れる」に繋がるか分からないですけど…
「勝手に考えてみた⑤」
です。
今回気になった事は
声優の勢力はかなり強力かも知れない
という事です。
何を今さら…と言われるかもしれませんが、アニメに興味なし、ゲームは初代PSで卒業、の私からするとなかなかの衝撃です。
1年前は
アイドルの勢力が強い
そういう印象だけでした。
事実AKB・ジャニーズ・LDHの勢力はかなりのものがありますから。
そう思っていましたが、気が付くとそれだけではなく、声優のライブ動画が目に付くことがかなり増えている気がします。
正確ではないですが、私が聴いた1,026人の中およそ10%ぐらいが声優のようです。
それが多いか少ないかは何とも言えないところですが。
声優はそもそもが良い声なのにアニメやゲームのキャラのイメージが加わって、その上歌が上手い人が多いです。
…もちろんそうではない人もいますけど。
また、今はゲームにも声優が登場し、声優の声で歌が流れてきます。
そのおかげで声優がかなり身近な存在にもなっていると思うのです。
中途半端な知名度の歌手より全然日常にある存在です。
つまりは、歌手に比べかなりのアドバンテージを声優は持っているという事になります。
なお、アイドルと声優は活動の一環として歌を歌っていますが、歌手はそうではなく歌を聴かせる事がメインの活動になります。
その違いは大きくて、アイドルと声優の勢力が強い今では、その違いが苦戦している要因の一つなのではないでしょうか。
本当に歌手にとっては厳しい時代なのだと思います。
だから「売れる為に実質アイドル活動をアーティストにさせる」事務所やレーベルが多いのではないでしょうか。
アイドル・声優・歌手の客層が全く別と考える事が出来るのならば気にする問題ではないかもしれませんが、「実質アイドル活動をする」ならば影響は確実にあります。
そうではなくアーティストとして活動しているとしても影響がないとは思えません。
私はアイドルにも声優にも興味は無いですけれど、それでも良いものがあればアイドルとか声優とかを気にせず楽曲は購入する可能性がありますから。
水樹奈々さんの「ETERNAL BLAZE」は普通に欲しいです。
ちなみに、その逆…アイドルや声優のファンが歌手の歌を求めること…はどのぐらいあるのでしょうか?
多分、有名な歌手ならそういう事もありそうですけど、名前が売れていない歌手に対してはそもそも存在に気がつかないと思います。
でも、だからこそ「歌で勝負する人」は好きになり、応援したくなります。
もしかして今の時代は
歌で勝負する人は至高の存在なのではないか
何となくそう思うようになりました。
あくまで「歌で勝負する人」は、ですけど。
そう言えばこの「勝手に考えてみた」シリーズは「歌が上手いだけ」というのが前提条件なので、つまりは普通の人が「歌で勝負する」にはどうすれば良いかを勝手に考えているシリーズです。
全くの自己満足ではありますが…
話は戻しますが、声優の存在が無視できないのは間違いありません。
しかし、対決するとか、共存するとか、そういうのも違う気がしてきました。
アイドルと声優に興味がない人の心を掴むことはそれはそれでやりつつ、推しを応援する気持ちをきちんと昇華してもらいながら、いかに歌にも興味を持ってもらうようにするか、それを考えていく方が良いと思うようになりました。
「芸術としての歌」をいかに極めていくか
ということでもあり
アイドルと声優とは「戦い方が違う」と固辞する
という事でもあります。
その上で
音楽ファンにも、非音楽ファンにも、自分をアピールする為の行動を起こさなければなりません。
自分のやりたいことがあるなら「誰かに売ってもらう」のではなく「自分で売り込む」事が必要な時代です。
自分の歌を磨くことと同じく自分の売り込み方も磨く必要があります。
その為に、声優と競合しているとは思えませんが、声優の動向は無視してはいけないのだと思います。
アイドルに対しても同じで、真似をしてはいけないですが、売り方を学ぶ必要はあると思います。
その上で自分の売り方の戦略を立てるのです。
まあ、そもそも勢いに押されているので無視して活動することは出来ないと思いますが…
「勝手に考えた⑥」へ続きます。