何のブログだろうね?

May j.さんは歌が上手いと思うけど他はどうなの?から始まったブログでした。今は女性シンガーと大谷翔平選手と江頭2:50と麻雀をメインにしつつ、たまにXで見かけたアレな人に関しても書こうかな…となってます。

テレビの価値を考えてみる(2021年7月)…番外編…

テレビを見る時間が極端に減ってから数年は経ちます。

いつからそうなったかは覚えていませんが、気が付けばそうなってました。

以前はとりあえず何かしらのテレビ番組を見るというのが当たり前でしたけど、今ではそのような事はほとんどありません。

…モニターとして使う事は多々ありますが。

 

ちなみに…2021年1月18日にこのニュースが流れてきて「テレビの価値を考えてみる」という内容でこの記事を書き始め、気が付けばもう4月…からさらに日が経って現在6月末…そこからさらに日が経って今日は7月22日です。

時の流れるのは早いものです…

なお、「このニュースが流れてきて」と言っていますが、流れてきたニュースは既に削除されていましたのでこのリンクを貼っておきます。

www.bpo.gr.jp

「このニュース」の内容は2018年~2019年にかけてフジテレビ『超逆境クイズバトル!!99人の壁』で欠員を解答権のないエキストラで埋めていた件についてBPOが審議して、意見書がまとまったので公表したというものです。

見た時は、「ああ、またか」と思っただけで、いわゆる「やらせ」や「ごまかし」などはいちいち気にならなくなってしまうぐらいテレビの信用は無くなっていました。

どうせ演出でしょ?

もうそう思うのが当たり前になってしまっています。

youTube等の動画サービスが台頭してきている今、「つまらない小細工なしでありのままにやる」しかテレビが生き残る方法はないと思っています。

もしくは完全なるフィクションだと割り切ってやるのもアリかも知れませんが。

ノンフィクション風フィクションなんてバレるだけですし、誰も求めていないのでいい加減止めれば良いのにと思います。

 

「テレビの価値は無くなってきた」

という声が聞こえてくるようになったのは、ノンフィクション風フィクションが横行しているのが目に付くようになってきたからだと思っています。

ただ、テレビそのものが嫌になったという訳ではなく「テレビの価値が変わってきた」というのに製作側のアップデートが出来ていない状況に嫌気を指す人が多くなってきたとう事だと思っています。

そのおかげで今のテレビに残されている価値を業界が自ら放棄しているようにも見えます。

本当はまだまだ価値はなくなっていないとは思うのですが…

インターネットがより身近になって情報のスピードがテレビじゃ追い付けなくなっているというのに、それに気が付いていないはずはないのに、いつまでも昔のテレビが主流だった時の感覚から抜け出せないように見えるのはなかなか痛々しいです。

 

ちょっと情報を探してみたら、このような記事を見つけました。

2020年はコロナ禍ということもあり自宅にいる時間が増えたと思いますので、若干数値が上昇してはいますが、やはり年々視聴率は下がっているようです。

www.garbagenews.net

2020-2021年の年末年始は過去10年で視聴率が最高だったのも出かけない人が一定数いたからでしょう。

www.nikkei.com

そうは言っても「テレビをつけている時間」と「視聴時間」の差を見れば単純に視聴率が増えた、とはいかないと思っています。

www.garbagenews.net

>「見ている時間」は3時間21分、「視聴時間」は2時間35分

とありますので、テレビをつけている時間の2~3割はテレビを見ていないという事になります。

実際に私の家でも妻も娘もテレビを集中して見る時間はかなり少なく、しかも、スマホを見ながらテレビを見る事が多いので、どれだけテレビの内容が頭に入っているだろうか、と思う事が多々あります。

 

そのような状況であるのに

報道がネットの後追いしている

TVがyouTuberの特集組んでる

というのは何を考えているんだと思いますね。

テレビがネットに主導権を取られた

という印象をさらに強くさせてどうするの?と。

やりようによってはTVに優位性があるというのに自ら手放してどうするのでしょうか。

情報が手に入る

トレンドが分かる

それを素早くできるというのはネットの優位性だと思いますが、正確性にはどうしても欠けてしまいます。

どうせスピードでは勝てないですから、正確さや情報の信頼度で勝負する方向に切り替えて、余計な「演出」は無くして「事実を報道する」ならばテレビを見たくなるのに…と思います。

 

また、単純に

テレビ番組がつまらなくなった

と私は感じています。

そうではない番組もあるのは知っていますが、面白いと感じない番組の割合が増えたために、テレビ全体の印象が悪くなりました。

目的もなくランダムにテレビを見ても「面白い」と感じる番組に出会う事はかなりレアな事のようになった気がします。

ネットで情報を得て見たい番組を選定してからではないとテレビをみることはしなくなりました。

古い価値観からアップデートできていない

それが一番の大きな問題のような気がします。

例えばこういうのも一例かも知れませんね。

kmm295.hatenablog.com

声楽家という権威をチラつかせて「このランキングは意味のあるものだ」とするのは感覚が時代遅れな気がします。

 

「テレビが時代をコントロールする」という意識があるからこのような状況から抜け出せていないのかも知れませんね…

特に東京オリンピック関連のニュースを見ていると、もう世の中をコントロールできるような時代ではなくなってきたのだと感じました。

それを受け入れてテレビの在り方を変えていければ、まだまだ大きな価値がテレビにはあると思っているのですが…