2学期が始まる9/1(夏休み明け)は18歳以下の自殺が最も多い日です。
「いじめは絶対になくならない」
確かにそうは思いますけどね。
それでも「いじめをなくそう」とあがくのが大人の役目だと思っています。
現実は「いじめがあること」を前提として生きていなかければならないですけど、無くなる事を諦めていてはさらに状況が悪化していくだけだと思っています。
昨年(2017年)この動画を見つけて活動に共感しました。
日本の自殺率は減少傾向にあるものの世界と比べて高い自殺率だったり、とか18歳以下の自殺率は減っていないとか、詳しい数字までは分からないまでもそれが少しは認知されてきたと思います。
私も数年前までは日本の自殺率を気にした事が無かったですが、
日本の自殺率が世界に比べ高く
9/1(夏休み明け)が18歳以下の自殺率が最も高い日
だという事はしっかり覚えました。
いじめが理由で自殺した子どもの割合は調べてもハッキリしないですけど、少なくない事は予想できます。
そしてそれは全くの検討外れでもなさそうです。
また、自殺に至らないまでもいじめによって心に傷を負ってしまい、その後の生活に支障が出ている子供がたくさんいます。
いじめだけに限った話ではないですが、不登校から学校へ復帰したけど最終的には自殺を選んでしまった子供も少なくないそうです。
う~みさんのこの曲は
「死ぬほど学校へ行きたくない子は図書館にいらっしゃい!」
というつぶやきを見たのがきっかけで出来たそうです。
少なくとも夏休み明けの自殺が最も多いという事は、学校に関連した事で思い詰めての自殺が多い事は推測されます。
ですから理由に関わらず
自分の命までかけて学校へ行く必要はない
それもこの曲を通じて訴えたいです。
そして
世界は思ったより広い
それも伝えたいです。
追い詰められた子どもにとっては、今ある状況から逃げ場がないように思えるかもしれません。
そんな事はないです。
そこから逃げる勇気さえ持てば。
その逃げだす勇気を持つ事も難しいと思いますので、手助けしてくれる誰かに出会えれば良いな…とも思います。
そうは言っても、もしかしたら、親も、先生も、友達も…自分の周りにいる人全てが信頼できない場合もあるかも知れません。
年齢に関わらず、良い人もいればそうでない人もいろんな人がいますので、周りにいる人が自分と合わなくていても、多くの人と出会えば自分に合う人に出会える可能性が上がります。
だから、より多くの人と出会って自分の世界を広げて欲しいと思います。
「死ぬほど学校へ行きたくない子は図書館にいらっしゃい!」
確かに一つの選択肢でそれも全てではありません。
しかし、学校だけが全てでもない事も知って欲しいです。
この曲が出来てから2年経っていますが、学校での子供に関する現状が改善されているとは到底思えませんし、むしろ生き辛さが増している気がします。
劇的に何かが変わるとも思えないですけど、この曲を伝えていく事で良い方向へ変わるきっかけの一つになればと思っています。
う~みさんは生きる希望を失った時に音楽に救われたそうです。
だから、音楽を通じて恩返しがしたいとサイトにはありました。
2018年も9月1日が近づいて来ました…
う~みさんのこの曲の力を信じて、一人でも多くの人に届きますように願います。
ちなみに…
千と千尋の神隠しの「ららららら~ららららららら~」はう~みさんの声らしいです。
う~みさんの曲も紹介しておきます。