本当に好きな人が手元に置いておきたい、コレクションしたい、保存用としてなど、CDを購入したい気持ちは何となく分かります。
それをこちらに押し付けないで欲しいと思いつつも、本人が良いと信じている事なので「CD買おう」と発言するのは受け入れます。
でも、売る側がダウンロードやストリーミングだと利益が出ないからCDを買ってとお願いをする、それには違和感しかありません。
CDがメインの時代じゃなくなったというのに、このネット時代に、ダウンロードもストリーミングも良くないからCDを買って欲しい、それって何でしょうか?
時代に合わせた利益を上げる方法を考えないのですか?
と疑問になります。
まあ、実際はいろいろな「しがらみ」があって、簡単な話ではないのでしょうけど。
価格設定の是非は知らないですが、
「さすがにDL販売じゃ赤字だからCDで買ってくれと言われる筋合いは無いと感じる」
とありましたが、ホントにその通りだと思います。
この記事は2014年5月ですが興味深い事が書かれていました。
http://ryusoku.com/archives/4079653.html
でも、2014年の状況から2018年になった今でも、「CDが売れる売れない」と言っている状況が変わってるとは思えません。
良くも悪くもさすが日本です。
「最近の若い人がCDプレイヤーを持たずにYouTubeで音楽を聴いてる現状に驚愕する世代も多いけど、それはあくまでまだ音楽への入り口にしかすぎない。そういう層をYouTubeだけでは満足出来ない、そう思わせていくのが、やはり音楽業界とアーティストの役目なんじゃないかなと。」
この文章にも激しく同意です。
若い世代は「将来の顧客」です。
その世代から今すぐ搾取しようとしないで、もっと将来を見据えて戦略を立てたらどうでしょうか?
それに私も音楽を聴かない時期がありましたけど、再度聴くようになったのはyou Tubeがきっかけです。
そして、やっぱりyouTubeでは物足りなくなって、ちゃんと購入したくなりましたよ。
オフラインで音楽を聴きたくなる場面って絶対ありますから。
http://fuyu-showgun.net/2014/05/minus-spiral/
そして、
「久々にCD買ってみようかな」
となりましてCDショップに行きました。
でも…
買わない私がおかしいのですか?
違います。
私から言わせれば
CD買おうと思ったのに「買う気が失せた」のは、CDが時代に対応していない
からなのではないでしょうか?
・いらないものは買いたくない→欲しいものだけで良い
自分が「良いと思わない曲」を買う事は、アーティストにとっても良くない事だと思っています。
・アーティストを応援する為だけの理由ではCDを買いたくない
そのCDが欲しいからCDを買う、になるのが正当で、アーティストを応援するのが目的なら、クラウドファンディング等で直接お金を渡した方が良いと思っています。
クラウドファンディングに関する記事
実際のクラウドファンディングのページ
支援して「完成したCDです」と受け取るものだったら確かに嬉しいとは思います。
結局は、個人の考えは多種多様なので、音楽を購入する為の販路も多種多様であるべきという話になるのですが。
だから、ユーザーとしては
CDが良いとか
ダウンロードが良いとか
ストリーミングが良いとか
それは人それぞれで自由に選択して良い事だと思っています。
受け入れるor受け入れない、それも人それぞれあるとは思いますが、
今からCDの売上が増えるとは絶対に思えないです。
CDの一定数の需要は認めつつも、自分が積極的に買う理由は今のところないので、自分なりに応援する方法を模索していきます。
「CD売れない」で検索したらこれが出てきました…
流石です。
…後日、そうは言ってもCDを買った話です。