私は多分
「熱狂的に誰かのファンになる事はない」
そんな気がしています。
May J.さんは歌手として好きですけど、それでもやっぱり好きになれない曲はあって何でも受け入れるとはいかないですから。
だから、MJFさん達とはどうも温度差を感じるのでMJFになるにはためらっています。
まあ、多分それはMay j.さんの歌を聴いた期間が浅いので、その事でも気が引けているというのもあるかも知れません。
そう思ったので今回は過去をざっくりと振り返ってみようと思います。
「FYI」…2011年発表
某カラオケ番組出演が2012年~と考えると、あんまり知られずに埋もれてしまったの曲なのでしょうね。
結構気になる曲なのでちょっと残念です。
そして2013年に「let it go」があって…
「So Beautiful」…2014年
このCMソングは当時良く流れていた印象です。
「生まれ変わる~」というフレーズが化粧品のCMにはピッタリだと思いました。
「Sunshine Baby」…2014年
この曲を知ったのは去年で、CMソングだって知ったのはついさっきです。
昭和の歌謡曲の雰囲気があるのこの曲はなんか惹きつけられます。
「ふたりのまほう」…2015年
多分好みは分かれると思いますけど私は好きです。
ガンダムシリーズのオープニング曲で良い曲だと思いますが…
「Sparkle-輝きを信じて-」…2015年
これはMay j.さんが歌う曲の中で名曲だと思っている曲の中の一つで、これぞディズニーソングと言える王道の曲だと思います。
「shine」…2017年
この曲の歌詞が全部好きです。
「つまずいても 大事なのは 立ち上がる事」
May J.さんが歌うので説得力が違います。
勝手なイメージですけどMay J.さんはR&B時代を遠い過去の話にしている気がします。
今でもR&Bの新曲をリリースするのもアリだと思いますけどね。
流石に曲数が多いので、ランダム&ざっくりと、しか聴いていないので全てを網羅していないですけど、過去曲にも好きな曲はありました。
過去のリリースとはいえ私が聴いたのは最近なので、全て新曲のような感覚で聴いているからそう感じる気もしますけど。
CDで聴くことがメインだった時代ではこんなに気軽に過去曲を聴く事ができなかったのですが、今は家にいながらにしてすぐに聴けるというのは、なかなか良い時代になったと思います。
しかし、May j.さんの過去曲をいろいろ探してみましたが、好きな曲は確かに見つけましたけど、何となく好みが分かれる曲が多そうな気がします。
私はMay J.さんの歌を積極的に知ろうと思ったからいろいろ聴いていますけど、そうではない人がその曲に惹きつけられますか?と疑問に思う曲も多いです。
一瞬で心をつかめそうな曲がないと感じています。
ライブが良かったかどうかは歌手の力ですけど、音源を聴きたいかどうかは総合力になる話だと思います。
総合力で人を惹きつけることができなければ、やっぱり「信者受け」と言われて終わってしまうのでしょうね。
あくまで私の感覚での話ですが、May J.さんが歌っている曲は総合力が不足しているものが多いと感じています。
私が今パッと浮かぶ
「打上花火」
と比べれば分かりやすいかも知れません。
旬は過ぎてる曲ですけどまだまだ人気は衰えていないようです(2018年1月時点)。
DAOKOさんの声質と米津玄師さんの作詞作曲センスとの組み合わせが素晴らしい仕上がりで、そして一瞬で惹きつけるキラーフレーズもあって、それでいて最後までしっかり聴かせる力がある良曲です。
映画の事はよく分かりませんが、それでもこの曲を聴きたいと思う人が多くなるのは納得です。
「パッとひらいて~」の箇所が本当に心奪われてしまいました。
これこそが人気が出る曲なのでしょうね。
May j.さんは生歌に魅力があると思っているので、曲が良ければもっと多くの人に聴いてもらえるのに…そう思っていますので、この「打上花火」のような曲を歌って欲しいです。
「自分が良い」と思った曲だけではなく、たまには「世間も良い」と思っている曲を「好きな歌手」が歌って欲しい願望はあります。
May j.さんにとってそれが今のところ
「Let it go」
だけだったという話かも知れませんね。
…あくまで私が聴いた曲の中では、という話ですが。
個人的に
「Faith」
がかなり良い曲なのですけど世間の評価はそうでもなさそうです。
…そもそも認知度が低いだけなのかもしれませんが。
結構良いと思うのですけどね。
ここ数か月、様々な歌手を見てきて感じたのですが、確かに歌手というジャンルはアイドルに押され気味ではありますが、May j.さんはまだ良い方なのでは…と思います。
個人的にはもっと「売れても良い歌手」だと思っていますが、それなりに固定ファンが多そうですから。
twitterのフォロワー数30万人以上はそう簡単ではない、それは様々な歌手のフォロワー数から見て分かりました。
フォロワー数だけが全てではないですけど、多いということはそれだけフォローしたい人が多いのは間違いないですから。
ちなみに
「有名人」は100万人超えるようです。
なお、西野カナさんがそれぐらいでした。
最初に「誰かの熱狂的なファンになれない気がしています」と言いましたが、そんな私が求めているのは
「心を動かされる歌」
を聴きたいという事です。
それは
感動なのか
心が躍るのか
上手い歌なのか
言葉で表すことは難しいですが
「この人の歌を聴きたい」
そう思える歌手の歌を聴きたいという事です。
それは
「生歌が上手い歌手」
「共感や尊敬が出来る歌手」
「応援したくなる歌手」
が歌う歌です。
しかし、歌手が誰かにこだわる事はしたくなくて、聴きたいか聴きたくないかが唯一の判断材料で、聴きたいと思う歌手の傾向はない訳ではありませんが、歌に関してはフラットな感情で聴きたいです。
好きだからと言って無条件に絶賛する気もなくて、好きな曲は好き、嫌いな曲は嫌い、誰が歌ってもそのスタンスは貫きたいと思います。
そして、そのスタンスでより多くの歌手の歌を聴きたいと思っています。
あと、多分そういう私だからそう感じるのだと思うのですが
「ファンを固定化したくて、すぐに囲おうとする戦略」
にはすぐに引いてしまいます。
固定ファンは固定ファンで大事にして欲しいと思いますけど、私のような歌にしか興味ないファンの微妙な距離感を壊さないようにしてもらえれば嬉しいです。
そこでふと考えるのですが、アイドルってやっぱり強い今の時代ですが、トップにいるアイドルはそれだけのことを、所属事務所もレーベルももちろん本人もやっています。
過去記事にも書いていますが、Hey!Sey!Jumpのファンクラブは
入会金1,000円・ 年会費4,000円
という金額はもちろんですが、
会員特典が
・会員証
・会報
・チケット優先予約
・メール伝言板サービス
これだけというのがシンプルで素晴らしいです。
これならファンクラブ入会のハードルが個人的にはかなり下がる気がします。
これはジャニーズだからの場合なので同じことを簡単には出来ないかも知れませんが、それぐらいシンプルな方が私は好きです。
特典が多い事が良いとは限りません。
シンプルな方が好きな人もいると思いますし、極論を言えば会員証とチケット優先予約だけでも良いと私は思いますね。
歌を聴きたいと思う歌手なら、ですけど。
アイドルの話のついでになりますが、アーティストと呼ぶにはふさわしくない自称アーティストや元アーティストが嫌いです。
実質アイドル活動しているのにも関わらずアーティスト気取りなのは滑稽でしかたがありません。
ファンに「本当は歌が上手い」などとフォローされているのは恥ずかしくないのでしょうか?
アーティストと名乗りたいならパフォーマンスを磨き、パフォーマンスに見合った価格のライブチケットやDVDセットの販売をして欲しいものです。
中途半端な立ち位置で活動しなければ良いのに…
本人が納得しているのならば好きなようにやれば良いのですけどね。
ただ、アーティストと名乗るならそれなりのパフォーマンスを見せて欲しいですが。
パフォーマンスが悪くても許されるなんてプロのアーティストではないと思います。