先日
好きなはずの歌声なのに選択肢に出てこなかった
という事がありました。
ランダム再生をしてその歌手の歌が流れてきてようやく
私はこの歌手の歌声が好きだった
と思い出しました。
良いと思った曲を聴くというスタンスなのでたまにあることなのですけど、流れてくれば「この曲素敵」になるのに…
頭の片隅に残る曲とそうではない曲の違いは何だろうか。
今回は購入済みの楽曲だからたまたま流れてきたので思い出せただけで、もしそうでなかったら二度と思い出す事は無かったでしょうね。
そう考えるとかなりもったいない話だなと思っています。
そういう訳で今回は記憶に定着するにはを考えてみたいと思います。
※あくまで家庭教師をしている(生徒にいろいろ覚えてもらう)経験でしか話せないですが…
「勝手に考えてみた⑪」
です。
2,001人の女性シンガーの曲を3年?(正直あまり覚えていない)かけて聴き…よくよく考えたら2020年の前半でイチから聴き直したんだった…という私だからすぐ忘れてしまうのかも知れませんけど、そんな私の1ユーザーとしての視点を含めて考えてみたいと思います。
※下記は聴いた女性シンガーの名前を羅列しているだけなので無駄に文字数がある記事です。
思い出せない経験の話はしましたけど、でも、忘れない曲もあるよな…とは思っています。
中学生の頃に聴いた曲は20~30年聴いてないはずなのに脳内再生をいつでもできます。
それは若い頃の記憶だからか…と思いつつも、ここ数年で知った曲で1~2年は聴いてなくてもすぐに思い出せる曲は少なからずあるので、若くなければ絶望的とは言い切れないとは思っています。
まあ、単純に記憶に定着するまで何度も聴いたからかも知れませんが…
また、曲ではなくアーティスト本人を覚えていて
「その人の曲を聴きたい」
になるということもあります。
人は忘れる生き物なので、如何に頭の片隅に思い出すきっかけとなるワードを残しておくかという話なのかも知れません。
「THE FIRST TAKEの記事を見て森木レナさんをイメージした」
という話に通ずるのかなとも。
「印象に残る事をする」
というのも有効だという事でしょう。
だから、「敢えて炎上させたくなる人」も出てくるのかも知れませんが。
例えば…レぺゼン地球のでっち上げセクハラ告発というのがありましたね。
こんな記事もあったんですね…
このようなやり方をしていてもファンはそれなりにいるようですけど…どうなんでしょうか…
個人的には「有り」とは言いたくない気持ちでいっぱいです。
じゃあ、どうするって言われても正直返答に困りますが…
ただ、いわゆる「炎上商法」をするのならば、少なくとも自己の責任において他者に迷惑をかけずにやるべきでしょうね。
他者に迷惑をかけなければお好きなように…と言う気持ちもありますから。
ちなみに余談ですが…その時に「ウソ告発」した女性は2020年末に芸能活動は一旦活動休止したようです。
ウソ告発が2019年7月…それから1年数か月後の2020年末に活動休止。
因果関係があるのかないのかは分かりませんが…
と、まあこの件もすっかり忘れていた話でしたけど、この記事を書くにあたって「炎上狙い」×「女性アーティスト」のワードで思い出した出来事でした。
名前も忘れていましたが検索すればすぐに出てきたので、すっかり思い出せました。
なお、私のこのブログでも検索すればすぐに出てきますから、キーワード被りなどで埋もれてしまう事にさえ気を付ければ有名かどうかはあまり関係ないです。
…検索してもらえれば
ですが。
その辺りの話はこちらで。
人々の記憶に残る為には
・印象に残る事をする
・繰り返し聴いてもらえる
というのは分かり切った事ではあると思いますが、「刷り込み」とか「サブリミナル効果」を狙うというのはちょっと違う気がしています。
具体的にどうするかという話ではありますが…
そもそも
・繰り返す前に知ってもらう事が苦労する
・知ってから聴いてもらう事が苦労する
という問題も大きいですけれど。
その辺りの話はこちらで。
kmm295.hatenablog.com知ってもらう為の行動はなかなか大変ではありますけれど、知ってもらってからの準備を怠ったまま「知ってもらう事」をしても機会を損失するだけです。
まずは…というより「知ってもらう事を優先した行動」と並行して「知ってもらった後の準備」を行うことが必要でしょうね。
「知ってもらった後の準備」ばかりはしていられないでしょうから。
今は若年層のバズりを狙うのは有効ですけど、少子化が進んでいる今では過度な期待するのは得策ではない気がします。
若年層を狙いつつ年齢が高い層へのアプローチも必須でしょう。
…それはそれで「シンガーソングライターおじさん」のような問題も出てくるだろうというのが悩みどころですが…
自分のファンのターゲットをどうするかというのは、自分の方向性を考慮して考えた方が良い気がしますが、どこまで決めていいのかはよく分かりません。
自らファン層を狭める結果になってしまうのではないかという懸念もあります。
少子化ということは「同年代の人口が減る」ということですから、偏った年齢層をターゲットにするのはファン獲得の機会を減らすだけになってしまわないかとも思ってしまいます。
しかし、「幅広く」というのは「誰にも届かない」という可能性がありますから、なかなか悩む話ですよね…
自分の活動の範囲をどの程度にするか、年齢層を絞るのか絞らないのか、は決めた方が良い気がしますがある程度柔軟に対応できる心の準備はあっても良いかも知れません。
ただ、最初を狭くして「徐々に広げていく」というのは上手くいかない気はします。
定着したイメージから脱却できなくて苦労する危険性もありますから。
…と、毎度のことながら話が逸れました。
今回のテーマは「記憶に定着するには」でした…
物事を覚えるには
・印象に残る
・繰り返す
が必要ですが、覚えてもらったとしても
「何も無くなれば必ず忘れます」
接触が一定期間無くても忘れずにいてもらうには、相当繰り返すか、インパクトが強いものであるか、にならなければ相当難しいと思います。
ただ、あんまり繰り返されても「飽きる」とか「嫌になる」になってしまいますので、むやみやたらに繰り返すのは止めた方が良いでしょう。
個人的な経験ではありますが…
「納得」とか「感動」とか、心の動きが伴えば記憶に残る可能性は高くなると思います。
勉強でも同じで私が指導の時に重視するのは「納得」です。
いろいろテクニック的な事を教えたところで、教わる生徒の「納得」無くしては効率的に記憶に留めておくことはとても難しいですから。
そして、それは勉強だけに限った話ではないとも思います。
ですから、知ってもらった後にいかに「納得」してもらうかを考える必要があるでしょう。
言葉を変えれば
「このシンガーを知れてよかった」
といかに思ってもらえるか、という事だと思います。
そう思えたシンガーの事はやっぱり特別感はあるので、記憶に残っていることが多い気がします。
どうするか…は自分なりの方法で見つけるしかないと思いますが、そこが他アーティストとの差別化にも繋がります。
例えば
THE SxPLAYさん:「メジャーを辞めてインディーズへ」
という一つの例が私にはあります。
THE SxPLAYさんは「メジャーを辞めてインディーズへ」を読む前は
一度聴いたことはあったんですけど全く記憶に残ってませんでした。
それがすっかりファンになってしまって、今ではファンクラブに入会までしています。
アーティストの生き方に触れ「このアーティイストを知れてよかった」という、 「納得」が「記憶に定着」した話でした。
THE SxPLAYさんの「メジャーを辞めてインディーズへ」を知ったのは本当に偶然だったのですが…
では、今回はそのTHE SxPLAYさんの曲で何となく今頭に浮かんだものを紹介してこの記事の締めという事にします。