アーティストに投資して利益を得る
この記事を書いている時に何となく思いついた事です。
という事で
「勝手に考えてみた⑨」
です。
思いついた時は
「良いアイディアひらめいた」
とは思いましたけど結局は素人の考えです。
・本当に誰も思いつかなかったのか
・有効ではなかったから廃れただけ
それは確かめなければいけません。
かなり前から考えられていたことだけど、実際にやってみたら有効ではなかったのですでに廃れていた
が良くあるパターンですからね。
早速
「アーティスト 投資 ファン」
で検索してみました。
私のイメージに近い内容ですぐに出てきたのは3つの記事です。
2008年8月
2011年6月
2012年4月
d.hatena.ne.jp
いずれもリンク切れ。
※2008年の記事にリンクなし。
そもそも最近の記事がすぐに出てこない時点で、上手く広がっていかなかったことが想像できます。
次に「ミュージックファンド」で検索したら
ミュージックファンド倒産に関するお知らせとお詫び : susume mimlus!!
こんなお知らせも出てきました。
さらに「音楽ファンド」で検索したら
投資してCDの売り上げに応じてリターン
とありました。
…それじゃあ上手くいく訳ないでしょうね。
CDが売れる事を期待している投資なんて…
まあ、それが分かりやすいからそうしているのだと思いますけど、どう考えても時代に合っているとは思えないです。
少ししか見ていないですけどそのパターンが多い印象です。
それだったらクラウドファンディングで充分なので、「投資」という形である必要はありません。
アーティストに投資する=アーティストの将来に期待する
そうでなければ魅力がないです。
どう考えても苦戦するに決まっているCDの売り上げに、期待して投資する人が多いとは全く思えません。
実際に盛んに行われているようにも感じませんでした。
ちなみに私が考えているのは
ファンがアーティストに投資
することです。
この「ファンが」というところがポイントです。
ファンがアーティストの為にSNSで拡散したりするモチベーションが上がったり、配当金が貰えるなら心置きなく課金出来ます。
もし仮に配当金がもらえなくても収支報告だけしっかりしてもらえれば大丈夫です。
欲しくもないグッズや搾取されるのに比べたら全然健全ですから。
この記事にも
「案外、お金を払う口実を探している方がいる」
というのもありましたから、応援という意味での投資が充分に期待できます。
ちょっと話が違いますけど、スポンサー形式のファンクラブ会員も良いかも知れませんね。
肝心なのは
応援したくなるアーティストである事
それに尽きます。
いずれにしても利益が出るまで資金の応援をして、資金が理由での活動休止を避けたいのです。
ちょっとだけ考えてみます。
1.投資型ファン
①利益共有型…出資額に応じて利益の数%の報酬を受けれるが損失リスクあり
②分配金型…出資額に応じて一定の利益が出た場合のみ報酬が受けれる
③優待型…CDやライブなどの優待が受けれる
2.スポンサー型ファン
スポンサーになる事で宣伝できる
3.クラウドファンディング型ファン
寄付→リターン
4.ノーマルファン
一般的なファンクラブ形式
まずはファンの形式をこのような形で分類します。
1.の場合
基本的にファンが応援の意味で投資する形式なので①~③のいずれも元本は返ってきません。
選んだ方式での報酬や分配金があるのみです。
一定期間の更新制にするのか、積み立て型にするのか、の検討は必要ですけれど。
※純粋な投資とは若干違います。
※優待=無料提供ではありません。
①利益共有型
・損失が出た場合に補填の可能性がありますが、代わりに利益の数%の報酬を受け取れる権利があります。
・収支報告を受けることが出来ます。
・投資金額によってデジタル音源やCDやライブチケットの優待を受ける権利があります。
②分配金型
・損失補填はなく一定以上の利益が出た場合のみ分配金が受け取れる権利があります。
1年毎の収支報告を受ける事が出来ます。
・収支によっては分配金を受けることが出来ない可能性があります。
・投資金額によってデジタル音源やCDやライブチケットの優待を受ける権利があります。
③優待型
・金額でのリターンも収支報告もありませんが、デジタル音源やCDやライブなどの優待を投資金額に応じて受ける権利があります。
※小額投資用
2.の場合
・アーティスト個人のスポンサーになれます。
・金額に応じて広告や告知をする権利があります。
・金額によってデジタル音源やCDやライブチケットの優待を受ける権利があります。
1.で投資するファンを「投資型ファン」としましたけど、1.の形で投資する事を
ファン型投資
と呼ぶことにしてみます。
・アーティスト側には資金の準備
・ファン側にも優待などメリットがある
実際にやるとしたら単純にはいかないとは思いますが、アーティストもファンもどちらにとっても利益がありそうに思えます。
あと、「売れない時」に投資してくれたりスポンサーになってくれたファンに対して、「売れた」場合に何かしらのメリットがあれば夢があって面白そうですね。
VALUのようなアーティスト本人を株式会社のように考えるシステムが良い気もしましたが、投機的な色が強すぎるといろいろ問題がありそうなので、あくまで応援する意味合いが強いやり方が良いかなと思っています。
今まであった通常の投資の感覚で「アーティストに投資」を考えるのではなく、「CDの売り上げに応じての分配」でもなく、やり方を考えればアーティストとファンの間を取り持つ事でビジネスチャンスもありそうです。
今まで広がっていかなかったのはやり方の問題だと思っていて、特に1.~4.まですべて受け持つことが出来る会社があるなら需要があると思っています。
まあ、勝手に考えたただの自己満足が半分、本当に通用することを発想できるかの練習が半分というのが、「勝手に考えてみた」シリーズではありますので、いろいろ不足している考えだとは思いますけれど、良いアイディアだと思ってはいます。
いろいろやってみたい事はあるのですけれどね。
では、私が今投資するとしたらどのアーティストを選ぶか考えてみます。
応援+リターンの期待で考えるなら
THE SxPLAYさん
が真っ先に浮かんできました。
・楽曲がカッコいい
・「メジャーを辞めた」にストーリー性がある
・中国でも活動している
・youTube動画を見た限りでは「生歌も上手そう」
※2019年4月8日の10周年記念ライブに行って確かめてきます。
なかなか一番は決められないですけど、最近の気分は「For キミに贈る歌」がオススメです。
菅原紗由理さん時代の「キミに贈る歌」へのアンサーソングだそうですが、菅原紗由理さん時代の曲は何となく聴く気にならないので「キミに贈る歌」は聴いた事はありません。
これを聴けばもっと違った感情が湧いてくる可能性がありますので、いつかは聴いてみるつもりです。
未完成キャンバスも捨てがたいですね…
本当はもう一人
RUANNさん
がいましたけど活動休止を発表したばかりなので…悲しいです。
音楽性やセンスなどを考えると伸びしろは充分あるとおもっていたのですが…
次は
コハクノアカリとSANOVA
というバンドも投資してみたいです。
・音楽事務所に所属していないコハクノアカリ
「ふわふわ」なfumiさんの歌声とバイオリンとの組み合わせが最高で、バンド全体の雰囲気がオシャレな感じが素敵です。
「パレードがやってくる」はを聴いていると、これから楽しい事が待っていそうな気持ちにさせてくれるのが大好きです。
・心躍るピアノ演奏がメインのSANOVA
歌が好きな私が「歌の無い曲」なのに聴きたくなるのが自分の中では衝撃でした。
SANOVAと言ったら「二角形」。
この曲を聴いたからSANOVAが気になるようになりました。
荒金理香さんとRuneさん
「生歌上手い」ので純粋に応援したい二人です。
荒金理香さんは実際にライブで、RuneさんはyouTubeライブの生配信でしたけど、二人とも素晴らしい歌唱力なのは間違いありません。
こういう人たちが何とか世間に注目されて欲しいと思っているのが、このブログを書く原動力の一つです。
パワフルな歌声の荒金理香さんのセカンドシングル「蝶」です。
2019年3月下旬~4月半ばまでテレビ朝日のアリーナビジョンに「蝶」のPVが流れています。
スローなテンポから急にアップテンポに変わる瞬間が好きな、Runeさんの「foolish」。
好きだけど投資という形は取らなそうなのは
です。
生歌も聴きたいし楽曲は購入しますけれど、所属先を考えたら敢えて「投資」という形は取りたくありません…何となくですけど。
鬼束ちひろさんに限ってはファンクラブには入会済みでしたね、そう言えば。
以下、気になる歌手orバンドorレーベルではありますけれど…
・投資を検討する…かも
Costaさん・Ritsuさん・Meikさん大・原櫻子さん・谷口晴菜さん・福田朱子さん・鈴木瑛美子さん・MR.Fuzzy
Nanaeさんは活動継続していれば間違いなく投資したいですけど、活動休止予定ですからね…
・投資は検討しない
所属先を考えると投資する気は全く起きません。
花ポというレーベルにこそ「ファン型投資」をしたいのですけど、そうなってくると普通の企業に投資するのと変わらなくなりそうで、若干この話の趣旨から外れそうです。
株式のような形まで行かないまでも
資金提供→報酬や分配金や優待
がレーベルでもできるなら面白そうなのですけれど…
お金がない時に資金援助できてアーティストが一発当てたら分配がある
ちょっと面白そうじゃありません!?
具体的な形は別にして「アーティストに投資」が出来るなら、もっと探すきっかけも作れるとも思いませんか?
怪しい投資話より健全な気がしますけどね…
なお…いくらが妥当か考えましたけど
1-①はある程度のまとまった金額
1-②は数万円~
1-③は数千円~
2は数千円~
が現実的かも知れませんね。
⑩へ続く…