歌を聴かなくなった私をまた音楽に引き戻してくれた宇多田ヒカルさん。
今日は何故か宇多田ヒカルさんのデビューシングルが頭の中で流れています。
改めて音楽家として素晴らしい人だと思いました。
そう言えばデビューから聴いていた宇多田ヒカルさんの音楽ですが、「人間活動」という名の活動休止がショック過ぎて、一切聴かなくなった事も思い出しましたね。
宇多田ヒカルさんをそういう想いにさせたのが何なのかは分からないですけれど、その分からない「何か」を妙に憎んだ事を覚えています。
要求に応えさせようとするんじゃない
表現したい事にファンがついていく
それがアーティストに対する周り人の姿勢だと思うのです。
「売れる」といろいろと大変なんだろうと思いますけど、周りは考えて欲しいですよね。
西野カナさんや嵐の活動休止の事を考えると、アーティストの事を考えれていないのはどこも同じなのかも知れないと勝手に考えてしまいます。
「人間活動」発表のショックから数年…
気が付けば自分も音楽を聴かなくなっていて、宇多田ヒカルさんの存在が私の中ではどんどん小さくなっていきました。
しかし、2017年の何でもない時でしたが、CMで宇多田ヒカルさんの歌が流れてきたことでまた大きくなります。
※「サントリー天然水『水の山行ってきた 南アルプス』篇 60秒 サントリー CM」の動画ですが削除されていたようです…(2021年1月)
その時のCMソングです。
※「サントリー天然水『水の山行ってきた 奥大山』篇 60秒 サントリー CM」の動画も削除されていました…(2021年1月)
CMソングはこちらです。
…どっちも印象に残り過ぎてその時に聴いた曲がどっちなのかを忘れましたけど。
2016年「道」
2017年「大空で抱きしめて」
2017年の事なので「大空で抱きしめて」→「道」の順番で聴いたのでしょうね…多分。
いずれにしても宇多田ヒカルさんの曲がCMから流れてきて
もっとこの曲を聴きたい
そう強く思った事を今でも覚えています。
そこから宇多田ヒカルさんの曲をyouTubeで探しまくり、直ぐに買えるiTunesでダウンロードした事も思い出しました。
そんな宇多田ヒカルさんですけれど実は最近聴いていません。
・シンガーの宇多田ヒカルさんは好きではなくなった
なかなか難しい心境に今はなっています。
音楽家としての宇多田ヒカルさんはとても素晴らしいのは間違いないが、シンガーとしての宇多田ヒカルさんの歌は聴きたいと思わない。
そう思った時に
宇多田ヒカルさんが「誰か」をプロデュースすれば良いのだ
と気が付きました。
これだけ世に歌手があふれているのだから
宇多田ヒカルさんの音楽センスを最大限に活かす事が出来る歌手
がいるはずに違いないです。
「誰か」をプロデュースしたり、他の「誰か」に楽曲の提供をしたり、そうするのもありかも知れないですね。
宇多田ヒカルさんなら「売れる」・「売れない」に左右されず
歌声と楽曲の最高の組み合わせ
を追求できると思うんですけどね。
私のセンスでは今のところその「最高の相手」候補は言えないですけど…
その流れで音楽プロデューサーで検索してみたら素晴らしい記事を見つけました。
これは是非読んで欲しいです。
「宇多田ヒカルに関して言うと、特典がないんですよね。それは、1枚目を買った人も100万枚目を買った人も同じものを手に入れることができるようにするためです。宇多田ヒカルを20年やっている担当ディレクターの沖田(英宣)さんが、「三宅さんは『特典は音楽に入ってるからいらねぇよ』っていつも言ってた」って言うんです。そんなこと言ったかなと思うんだけど(笑)。音楽の中にすべてがあるし、そこを愛してもらわないといけないと思うんですよね。」
「だから、音楽ビジネスだけのプロもほしいんですよ。今話してるのはクリエイティブについてだから。音楽を企業のビジネスとして成り立つようにするプロフェッショナルもほしいと思います。」
・1枚目を買った人も100万枚目を買った人も同じものが手に入る
・音楽ビジネスのプロフェッショナル
お二人の事は初めて知りましたけどとても共感しました。
軽々しく「音楽プロデューサー:宇多田ヒカルさん」を見たいと言ってごめんなさい。
でも…
音楽プロデューサー:宇多田ヒカルさん
を見たいんです。
音楽プロデューサー:米津玄師さん
も良さそうです。
実現して欲しい…
でも、記事を読んでいて日本の音楽業界にはビジネスチャンスが転がっていそうな気もしました。
・音楽ビジネスのプロ
・良い音楽を創る為に音楽以外で儲ける
・「才能」を保証として会社がお金を掛けてくれない
その辺がキーワードかな?などと考えていると
ファンがアーティストに投資する
が何となく頭に浮かんできました。
好きなアーティストに投資して利益を上げれるようになったら分配されて…なんてなかなか面白そうですけど。
仮に思うような利益を上げれなかったとしても、ライブの特別席や楽屋挨拶とかの何かしらの「特別待遇」で充分ですからね。