ここに少し出てきましたが…kmm295.hatenablog.com
では改めまして…
植村花菜さん
確かに結構前の歌ではありますけどね…
でも、これは私にとっては今だからこそ泣ける歌なんです。
若い頃には聴いても何とも思わなかったですけど、実際に祖母が亡くなった後に聴いたら涙がこぼれてきました。
自分の祖母に対しての後悔を代弁してくれているみたいで、胸が締め付けられる思いです。
私も祖母の晩年の接し方には悔いが残っています。
そして死に目には会えていません。
それが一番の悔いです。
「もうそろそろ…」と言われて数週間頑張っていた祖母ですが、距離的に遠い所に住んでいた私はタイミングを逃し、結果亡くなってからしか行けませんでした。
そんな事もありこの歌は涙なくしては聴けません 。
そんな事とは関係なくても、やっぱり
実体験からくる気持ちのこもった歌
は強く心に響くという事なのでしょう。
詞の内容と植村花菜さんの歌声との相性がとても良く、
歌の世界に引きずり込まれてしまいました。
おかげで10分近くある歌なのですが、時間の感覚は全く感じなかったです。
何かドラマでも見ている感覚にも近い気がしました。
まずは実際に聴いてください。
そして各々が自分なりに感じてもらえれば良いと思っています。
過去の歌なので今さら私が語れることもないですし、そもそも自分が感動したことに御託を並べるのは、何となく浅はかな感じがして好きではないですから。
聴く前に余計な先入観を持たずに、まっさらな状態で聴いて欲しいとも思います。
聴いた人全てが共感できるとは思っていないですし、過去の私のように「聴いても何の感情も湧かない」人もいると思います。
それはそれで構いません。
けれど、年月が経って再度聴くと「とても心に響く」かも知れません。
事実私がそうでした。
だからと言って「今この歌を聴いて何も感じない人」が、数年後に聴き直す機会があったとしてもどう感じるかは何とも言えません。
そもそも聴く可能性の方が少ないと思いますが…
それに祖父母と暮らしていない人が多くなってきた印象があるので、この歌詞に共感できない人も増えてきても仕方のない事だとも思います。
それでもこの「トイレの神様」を私は7年前に聴いたのですが、
今私の心に響いた歌でした。
だから、流行り廃りに流されない普遍的な「名曲」、その中の一つのような気がしています。
2か月前に久々に聴いて涙がこぼれて、そして、この記事を書くにあたり再度聴きましたが、やっぱり変わらず涙がこぼれました。
数か月後、数年後でも、もし思い出したら聴いてみて欲しいですね。