何のブログだろうね?

May j.さんは歌が上手いと思うけど他はどうなの?から始まったブログでした。今は女性シンガーと大谷翔平選手と江頭2:50と麻雀をメインにしつつ、たまにXで見かけたアレな人に関しても書こうかな…となってます。

「歌は上手さじゃない」って事を考えてみる

歌は上手さだけじゃない

なら文句なく同感です。 

 

個人的には技術がある事にも感動しますけど、一般的に技術だけでは人の心を感動させられないのはまぎれもない事実です。

 

歌は上手さじゃない…???

 

とはどういうことなのでしょうか?

 

個人的な感覚では、仮にも「プロ」を名乗る音楽関係者が「歌は上手さじゃない」と発言するのには若干の違和感があります。

例え特徴的な声質であっても、詞・曲が良くても、最低限聴くに耐えうる歌唱力は必要だと思っていますから。

「声質に頼った編集前提の音源」の話

なのでしょうか?

例え編集されて多少なりとも修正できたとしても、歌が下手ならば音源からにじみ出る不快感を誤魔化す事は出来ないと思っています。

聴くに耐えれない下手な歌を長時間聴く事が有り得ない私には分からないのですが、そんな下手でも感動できる人の感性が分かりません。

自分と他人の評価が違う

という話ではなくて

聴くに堪えれない下手な歌を聴いても感動できるのはどうしてか

という話です。

私の感覚では「聴くに堪えれない」と感じた歌に感動する事は絶対にありません。

数秒ですら聴くのが苦痛なので、最後まで聴けません

何かしらの外的要因があって感動する事はあるのは確かですが、最後まで安心して聴く為の必要最低限の歌唱力は欲しいです。 

例外として、将来に対する「可能性」が見えるのならば聴きますが…

 

確かに最終的には

・好きか嫌いか

・聴きたいか聴きたくないか

それだけの話だとは思いますが、最低限の歌唱力が無なければそれ以前の問題だと思うのです。 

それは編集された音源でも同じです。

何となくですが、たくさんの歌を聴いていたら編集された音源でも違いが少しだけ分かるようになってきました。

やはり「ごまかし」は分かるという事でもあります。

言葉ではなかなか説明し難いですが「違和感」が出てきます。

逆にライブでの歌声では感動する人の音源が、何故か味気なくなるパターンもあるのですが、それは機会があれば考えてみたいです。

いずれにしても最低限度の歌唱力は必要で

編集でごまかしたものは雑音にしか聞こえません。

 

だから

歌は上手さじゃない

という言葉は少し違うのではないか?と私は思っています。

くどいのかも知れませんが

歌は上手さだけじゃない

つまりは必要最低限の「上手さは必要である」としか思えません。

 

なお、歌が上手い事と売れる売れないは別問題だ、というのは残念ですけれど当然理解しています。

例えば「生歌上手い歌手」だと思っている1人であるfumikaさんは、「上手さ」だけで「売れる」ならもっともっと売れても良いはずです。

しかし個人的な感覚では今のところ歌唱力に見合う「売れている」にはなってはいません。

その状況がなかなか悲しい事ですが。


2016.12.24 at Hakata Station fumika free live

上手くて鳥肌ものなんですけどね…

ちなみにfumikaさんと言えば 

Endless Road

Endless Road

  • fumika
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 この曲が思い出されるのですが、どのぐらいの売り上げだったのでしょうね。

 

確かに

歌が上手くなくても売れます。

現実的にはその方が多い気がしています。

ただ、アーティストであるのならば「売れている」を正義にはして欲しくはありません。

そこで問題になってくるのは

何が判断基準で「歌が上手い」とするか

それがまた難しいという事です。

聴く人によって判断基準が変わるので、楽曲良し悪しや活動の方向性を「売れる」or「売れない」で判断してしまうのも仕方がないかも知れないという諦めはあります。

さらに、そうやって「売れる」or「売れない」で判断するなら「歌は上手さじゃない」という言葉を受け入れるしかないのかも知れません。 

ただ、納得はしていないですが…

 

「お金を払ってでもこの人にやってもらいたい」と思われるのがプロです。

そして、そういう考えからすれば

「お金を払ってでもこの人の歌が聴きたい」と思われるのがプロの歌手

となり、「売れている歌手」はそういう判断をされたという事で、「売り上げ優先」になるのも当然です。

曲を創る側には「売れる」を優先して媚びる音楽に固執して欲しくないという希望はありますが、 プロとしての評価を「売り上げ」で判断するのを間違っているとは言えないのが歯がゆくて仕方がありません。

 

そんな中…岡崎体育さんのこの動画を見た時に何か答えが分かりそうだったのですが…


岡崎体育 『MUSIC VIDEO』Music Video

MUSIC VIDEO

MUSIC VIDEO

  • provided courtesy of iTunes

やっぱり分かりませんでした。

ただ、

音楽=楽しいもの

それを思い出させてくれはしましたけど。

そう、音楽として「自分」が楽しむなら歌の上手い下手は確かに全く関係ないですしね。 

 

生歌が上手い人の歌には何とも言えない価値があると思ってきました。

そして私はそんな歌手が好きです。

ただ、音楽だけではない話ですが技術だけにこだわるのは確かに違います。

少なくとも

音楽は誰もが好きに楽しんで良いもの。

何にこだわるのか、こだわらないのか、好きにして良いものです。

「歌は上手さだけじゃない」

「歌は上手さじゃない」

どちらが正しいという話ではなかった、そんな気もしてきましたが

「歌を聴かせる」

つもりなら「歌は上手さじゃない」という態度はどうかな、音楽関係者がそんな発言をするのはどうかな、とは思ってしまいます。

THE FIRST TAKEのyouTube再生回数を見ると

やっぱり

「生歌上手い人を世間が欲しがってる」

って思いますし

「歌は上手さじゃない」ではなく

「歌は上手さだけじゃない」

のは間違いないと確信しています。

www.thefirsttake.jp

www.youtube.com